普段のズボン(その2) エンタテインメント
「世の中スイスイ(粋々)、お茶漬けサクサク…」志ん生、志ん朝の噺に出て来るフレーズ。肩の力が抜けてあんにゃもんにゃです。~長い散歩の途中~
『相棒 シーズン15』最終回
2017年3月22日(水)の『相棒 シーズン15』の最終回を観た。
このシリーズに関して以前にもいろいろ書いたが、シリーズ物はどうしても長くなり過ぎるとやりたい事、言いたい事、表現したい事はやり尽くしてしまうのに、そこそこ視聴率は取れているからスッパリは止められずダラダラ続くことになる。
止めるに止められず放映はしなけりゃならないからストーリーが無理やり過ぎたり、現実味が極めて薄かったりして、愛想が尽きてシーズン15は最初の2〜3回を観ただけでプッツリ観なくなっていた。
ツマラナクなって久しいが、惰性や義務感で観ていたのでスッキリした。
なんという開放感。「あ〜サッパリした」。

さてしばらくぶりにシーズン15の「最終回だけはまぁ観てみるか」。
ところが「おや、今回は観ていられるな」と少し安心した。
ストーリーが往年の相棒風の安定感がありそれなりに楽しめた。
4代目相棒の冠城亘(反町隆史)もどうやら次のシーズンに続きそうな気配のエンディング。



(※前回記事/2015年3月19日
『ダウントン・アビー』のシーズン5
『ダウントン・アビー』のシーズン5がNHK(地上デジタル)で始まっている。
シリーズ物も長く続くと以前ほどときめかない。
当初は往時の英国貴族の世界が観られてどの場面、どのストーリーも興味津々だった。

シーズン5を観ると、登場人物のそれぞれが問題を抱えていて、あるいは一つカタが付くとまた新たな問題が出て来る。
見ていてそれが段々とストレスになって来た。
娯楽と思って観ているのになんでストレスに晒されなくちゃ行かんのだ。
“楽しい”より“辛い”。

こういうこれでもかというストーリー展開は、長いドラマを続けるにはどうしても避けられない宿命か。
次々に問題を現出させないと長編継続ドラマが保たない。
淡々と日々が何事も無く過ぎて行くというわけには行かない。
彼 ら
昨日うわさの『シン・ゴジラ』を観に行った。
六本木けやき坂シネマコンプレックス。
六本木ヒルズにはドラえもんキャラがいくつも。
ヒルズにはまだ夏休みだから親子連れがたくさん。

『シン・ゴジラ』は大人向けの映画。
細部の理屈の部分は1回では理解しにくい。
レンタルになってからもう一度観たくなった。

ゴジラドラえもん
『わたしを離さないで』
カズオ・イシグロ(61歳)は日系イギリス人作家。
長﨑で生まれたが5歳の時、父の仕事の関係で一家でイギリスに移住し、現在ロンドン在住。
『日の名残り』でイギリス最高の文学賞“ブッカー賞”受賞。
幼少期に渡英したのでほとんど日本語がしゃべれないらしい。
今はイギリス国籍を取り、奥さんもイギリス人。(以上ウィキペディアより)

初めて知ったのは以前映画化された『日の名残り』(アンソニー・ホプキンス主演)を見たことによる。
それは貴族の館で働く執事の物語。
静寂、沈着、重厚、淀み、しきたり、淡い恋情とあきらめ…、そして矜持。
ネイティブでないのに、長くて深い英国の歴史の塊りのような素材をものにしている。

現在TBSテレビ毎週金曜22:00から放送中の連続ドラマ『わたしを離さないで』は
彼の原作でイギリスのストーリーだが、翻案して設定を日本に移して上手に作り直してある。
近未来SFのかなり重い内容なので、よく日本でやる決断をしたなと思う。
冒険。
前向きな冒険。視聴率はあまり期待できないだろうがテレビもやる時はやらねば。

臓器移植を必要とする人のために、
スペアのための臓器を提供する目的に応じるために
社会から隔離して子供(クローンらしい)を育てる施設の物語(前半)。
施設を出た後も特殊な環境に管理されて
“本来の目的”のために生活する“成長した子供たち”(後半)。

需要と供給。
需要と供給。
需要と供給。近未来ではなく、もうどこかにほんとに実在するかも。
超富裕層はいくら高くてもスペアの臓器が欲しいでしょう。

内容が内容なので作者はあまり具体的に詳述せず、全体の仕組みをほのめかす程度にぼかしてある。

1話、2話ともに視聴率は6.2%だったが、主題から見れば仕方ないか。
『下町ロケット』
TBSドラマ『下町ロケット』が話題になっている。

最初の『下町ロケット』(ロケットエンジンバルブ編)は
映像の作りが大げさで、構造もシンプルで良かった。
単純明快、勧善懲悪。
ワルはいかにもワルらしくこれでもかと作られていたので、それでこそ善が際立った。
“悪”がギャフンとなって溜飲を下げる。
これぞ視聴者の好むもの。
日本人の好きなもの。

ユニークなキャスティングも成功した。
東国原英夫:ご都合主義の典型的銀行支店長。
春風亭昇太:小物感あふれる銀行の融資課長。
恵 俊彰:特許や技術系に強い弁護士。
阿藤快:先代社長時代からの顧問弁護士。
立川談春:銀行から取引会社に経理部長として出向してそこに骨を埋める決意を固める。
池畑慎之介(ピーター):敵役の弁護士。
吉川晃司:存在感をしっかり出す。宇宙航空部部長。
ナレーション:元NHKの松平定知。

『半沢直樹』(2013年)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(2014年)のチームの
制作でこってりとした作風。
最初の『下町ロケット』(ロケットエンジンバルブ編)が5回分では
ちょっと端折り過ぎの感あり。

ところが間を置かず始まった次の『下町ロケット2 ガウディ計画』はちょっとがっかり。
(まだ1話しか放映されていないが)
二番煎じは仕方が無いものの、スケールというかストーリーが小さい。
展開が安直な“お涙頂戴”になっている。
ロケット編で期待が大きく膨らんだ視聴者にとっては
続編に対してのハードルが上がってしまったのだ。

主人公も如何に何でもヒトが良すぎる。
前回裏切って会社を辞めたヤツがどのツラ下げて再び古巣を訪問するのか。
それをまた会社を上げて歓迎している。
ありえない絵空事で感情移入できにくい。

ストーリー展開は業界が違うだけで、基本は変わらない。
水戸黄門と同じ。
飽きられるのも早いかも。

ま、ガウディ計画2話目から持ち直すといいんだけど。
『相棒』
昨夜『相棒 シーズン13の最終回』を観た。
長く続きすぎたシリーズはこうなるしかないというそのままになった。

シーズンがひとケタの時代に終わらせておけば
名作ドラマとして長く語り継がれたと思うのだが、
視聴率が取れる間はテレビ局もスポンサーもその選択は許さない。
主演水谷豊のチカラも強くなり過ぎたのだろうし。

だらだら行けるとこまで行って、グズグズになって、あとは野となれ山となれか。

シーズン11から相棒として甲斐享(成宮寛貴)が登場したが
結局この人は何だったのか。
いろいろな伏線らしきものがあったけど、それらが生きないまま終了してしまった。
いわく、甲斐享とCAの年上のカノジョ(真飛聖)との関係。そしてシリーズ終盤になってからの唐突な彼女の妊娠と白血病発症。
いわく、甲斐享と警察庁次長である父親(石坂浩二)との確執。
右京と相棒の年の差も際立って来て、ストーリーの幅が狭くなった。

かくして相棒の甲斐亨は刑務所に入り、
上司の右京は無期限の停職処分でロンドンに旅立つ。

もうこれで完全な終わりにしてほしいと切望するが、
ネットをどこを見回してもそれらしい表示が無い。
秋になるとまたシレっとシーズン14が始まるのか。

初期の頃の右京のキャラクターが良かったので残念至極。


(※前回記事/2014年3月22日
『みんなのアムステルダム国立美術館へ』
先日ユーロスペースに映画『みんなのアムステルダム国立美術館へ』を観に行った。

初めて行く所なのでHPのアクセス地図を見ると
「ああ、あの辺りか」と分かったのでプリントせずに行く。

最初の12時の回に間に合うように余裕たっぷりに家を出た。
渋谷で降りて“その辺り”に行くが「ユーロスペース」が見つからない。
無いどころか、辺りはいわゆるラブホテル街で
おっさんがウロウロきょろきょろするのは憚れる場所だ。
すっかり不審人物。
とにかく感心するくらい軒並みラブホテルばっかり。
歩いている人も少ない。
たとえいてもワケあり的な人ばっかりで聞けず。
捜索範囲を少しずつ広げるがなかなか見つからず。

そのうち会社員時代によく歩き回った宇田川町辺りに出る。
その時によく入った東急ハンズもある。
もう諦めて帰ろうかと駅に向かうと井ノ頭通り途中分岐の交番があった。
ヤレヤレ、とにかく聞く。
教えられたら結局最初に行った場所で良かったんだ。
住所は円山町1-5。

改めて元来た道を戻る。
たしかここは2回くらい通り過ぎたのに気が付かなかった。
いくらなんでももう少しちゃんとした看板が欲しい。
表示が小さい。

もう最初の回は30分くらい過ぎているので次の回(14:10)のチケットを買う。
シニア料金1,200円。

ユーロスペース ユーロスペース

ラブホテル街の円山町と道路1本挟んで閑静な高級住宅地「松濤」が隣り合っている。
なんて不思議な位置関係なんだろう。

肝心の映画の方はまずまず良かった。
アムステルダム国立美術館のリニューアルに当たって
議論百出してなかなか前に進まず
10年掛かってしまった顛末のドキュメンタリー。
永久に終わらないかと思われた事態に
キレた館長の辞任劇も挟まりスッタモンダ。
やっとそれらも落ちつくところに落ちつき、
どうにか晴ればれと再オープンされた。

いつか本物のあの美術館に行きたいものだと思った。
シャモ鍋
「人という奴、いいことをしながら悪い事をする、また悪い事をしながらいいことをする…なかなか食えん奴だて」
「銕(てつ)つぁん、そこ煮えてるぜ、早く食っちめえな」
「彦十、おめぇおれの話を聞いてねぇな。せわしない事を申すでない。ゆっくり呑(や)ろう」
…軍鶏(しゃも)鍋屋「五鉄」の夜は長い。

※池波正太郎の火付盗賊改方“鬼平”について不案内な方のために言わずもがなを付記。
“火盗改メ”鬼の平蔵と言えば江戸市中の悪党たちが震え上がる人だが、
旗本の家に生まれながら若い頃は妾腹の子と義母に冷遇されたので
家を飛び出し“入江町の銕(てつ)”と異名を取る本所・深川界隈の無頼の徒だった。家督相続以前の名前が銕三郎。
下世話な世情に通じた経歴が役職になってから大いに役に立つ。
相模の彦十はその頃の長谷川平蔵を知っているので、今では平蔵の元で働いているにも拘らず二人きりの時は心安く昔の呼び方を使ってしまう。


長谷川平蔵宣以(のぶため)は実在の人物。
ただし池波が相当肉付けをして大きく膨らました結果になったので、
もはや読者にはどこまでが事実でどこまでがフィクションなのか皆目判然としない。
42歳の時、本来の役職“御先手組弓頭”に加えて
特殊警察的な性格の“火付け盗賊改め方”長官を拝命。
この組織は町奉行では手に余る凶悪犯罪に対処するために作られた。
8年で役を退き、その後すぐ50歳で死去。
有能だったがケレン味のある人だったので幕閣からの評価は様々だったらしい。
石川島に人足寄場(犯罪者の更生施設)を作って犯罪の減少に力を入れた。


とにかく池波作品は江戸グルメ的な描写も多いので読むと食欲をそそられる。
寒くなると鍋物が恋しくなりますなあ。

※冒頭のセリフはどの作品のどこの場面という訳ではなく、愛読者のひとりのワタシが勝手に“らしく”書いたものです。


(なにかを書いたらすぐアップロードしないと、
いつパソコンがこわれるかしれない恐怖感に襲われている)
『THE KILLING/キリング』その後
今年2月にシーズン「1」をレンタルで観終わってからやっと続編にありついた。
デンマークの連続TVシリーズ。

近所のレンタル屋で借りてシーズン2(全10話)とシーズン3(全10話)を観た。
3が最終シリーズとの事。


それなりに期待通りでおもしろかった。
観る価値があった。
相変わらず主人公女性サラ・ルンド刑事のガサツさに閉口しながらも。


「2」では太っちょの法務大臣が新しい切り口のキャラクターだ。チョコレートを食べながらガンバっている。
「3」では首相や大会社社長が重要な登場人物。

このシリーズでは「1」でも政治家が主要登場人物だった。
シリーズを通して“政治家という人たち”周辺の動静、動向を丁寧にかつ執拗に描写している。

米国TVドラマの『24』などでも政治家の身辺がよく描かれていたが
その影響があるのか。



シリーズ全体を通して言える事だが、何と言っても天候が陰鬱。
北欧という高緯度地方だから仕方がないが
それがドラマ全体に通奏低音のように漂っている。
しかも事件設定の時期がいつも11月だから
どんより曇っているのは当たり前で、雨が降っている事も多い。
たとえ晴れていても日差しが弱々しい。
それと寒い。
太陽が燦々としてスカッとした秋晴れなんて無い。
観ていて気分が滅入る。
しかしそれが同時にこのドラマに独特の味付けをしているのだからおもしろい。



「2」は「1」の事件から2年後。
サラは「1」の後、左遷され国境検問所で働いていたが、新たな事件が発生し
元上司のブリックスから手伝ってくれと依頼され関わる(ちょっとご都合主義)。
「2」ではデンマーク軍や軍人も絡む。

上司ブリックスは無愛想で容貌魁偉だけど節々でちょっと漢気(おとこぎ)を見せる。

「3」は「2」から3年後という設定。
「1」ではサラの息子が小さかったが「3」ではもう恋人を妊娠させている。
サラは息子との間柄がうまく行っていない。
メチャクチャ忙しい刑事という仕事にのめり込んでいたので、
離婚母子家庭だった息子に多くのしわ寄せがのしかかっていた。
その反動が「3」で描かれていて息子は母を恨んでいる。



前回も言及したが先発の英国TV連続ドラマ『第一容疑者』の
“女性刑事ドラマ”というコンセプトを思い出さずにはいられない。


政治家たちの右往左往、駆け引き、離合集散、政敵の失点を利用して
我田引水する常套手段描写が連続して、どこの国も似たようなもんだと思わせられる。



ある登場人物に疑惑が生じ、犯人かと追いつめるとすんでの所で疑いが晴れる。
次に別の人に疑いが出て徐々に突き詰めるとまたあと一歩の時点で反証が出る。
それが次の人、さらに次の人と何回も何回も繰り返される。
そう簡単には終わらせないよという製作側からのメッセージだ。
観る方も慣れて来て、あと何話残っているから「マダマダだ」。


エンディングは予想外だった。
月並みな言い方を使えば“衝撃のラスト”。
“サラ・ルンドの物語”らしい終わり方だった。
死んだわけでは無い。

最終章という惹句だったがこれだとまだ続きが作れる可能性がある。
どういう事なんだかなぁ。

ハッピーエンドではなく、そうかと言って一概にアンハッピーエンドとも言い難い。
言葉を捜すなら“苦い”が一番近いかも知れない。
現実の世界は簡単ではなく、単純ではない。
あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず。
百点満点の結果はどこにも無いということだ。

リアルな世界はこんな事のくり返し。
能天気にスカッとしたストーリーしか見たくない人には不向き。
ワタシには、…幸か不幸か楽しめた。


(※前回記事/2014年2月1日
『ペテロの葬列』最終回
昨夜TBSテレビ『ペテロの葬列』(宮部みゆき原作)の最終回を観ました。

ネット検索すると杉村三郎シリーズは、原作では『誰か Somebody』
『名もなき毒』『ペテロの葬列』の三部作との事。
テレビドラマでは昨年の『名もなき毒』のストーリー中に『誰か Somebody』を合体させたようだ。


それなりに見応えがありました。
人と人の関係って難しいものです。

<自己啓発セミナー、ピラミッド的入金組織、洗脳、ネズミ講式詐欺、被害者、加害者>
それらを巡って事件が発生し、かかわった人たちが翻弄され関係がシャッフルされる。
それぞれの人生軌道が少し変わってしまう。

いろいろあって杉村と菜穂子は離婚してしまった。

<to be continued>と字幕が出たからいつか続編があるんだろう。
続きの原作はまだ無い筈だけど。
原作が無いのに次回作を表示するのはどうしたものか?
分からない。

ネットを見ると
「モヤモヤしたまま終わっちゃった」とか「すっきりしない」
「杉村さんかわいそ過ぎる」「最後はただの不倫じゃないか」とかの意見が多い。
それでも「この夏のドラマで一番だった」「泣かされた」という声も多かった。

杉村が妻子と別れ会社も辞め、一人旅に出るなんて
安直なエンディングで、ずいぶん非現実的な終わり方だった。
杉村君、だいじょうぶか!
ま、これはテレビドラマの終わり方で、原作では病気の父の世話で故郷に帰るようだが。


間野京子との最後のシーンは『第三の男』のパロディ。
『第三の男』のエンディングシーンは『相棒 シーズン10』の
最終場面でも同じように使われていた。
映像を作る人の多くが真似したくなるって事は
作画意欲を刺激する名場面なんだな。


そうそう、喫茶店「睡蓮」のマスターって結局最後まで謎の人物だなあ。
店を拠点のようにして蠢く人間たちのありさまを
<全能の神>のように気配を消して見ている。
「ただ、ずっと見ているよ」と人生のオブザーバーなのか。


(※前回記事/2014年7月16日
日本のドラマでも
宮部みゆき原作のテレビドラマ。

TBS月曜夜8時、昨年は『名もなき毒』、そして今年は続編の『ペテロの葬列』。
タイトルは違っても登場人物や設定は同じ。
前作から約2年経った設定でまた別の事件が発生する。
不思議な味わいのドラマ。
日常の人間関係の裏側に潜む背筋がゾワゾワするような“こわさ”。

小泉孝太郎がそれなりに存在感を見せている。
当初、親の七光り的な役者だと思っていたが
どうしてどうして最近自分から光り出した。

このドラマの狂言回し役をやっている。
巨大コンツェルン会長の娘ムコ役。
思いがけなくひょんな事から逆玉の輿に乗ってしまった自分に戸惑っている。
そしてそこはかとない引け目も感じている。
草食系のおとなしい、善人タイプ。
マスオさんタイプであり、人畜無害タイプ。

こういう役をやったら右に出る者はいないくらいの適役だ。

なによりも、単純なB級恋愛ドラマでないのがいい。

宮部みゆきの作品ってあまり関心無かったけどなかなかいいねえ。
OLから文章教室に通って作家になって今や堂々とした中堅、
いやいやもう大家の端っこに座ったか。

深川生まれの下町育ち。
1960年のネズミ。
まだパソコンが無かった時代、ワープロを買って打ち始めたら
毎晩深夜までキーボードの指が止まらなくなったそうだ。
それが初めての習作小説だった。



―――



話は変わるが
ドラマ繋がりで言えば7月14日(月)フジテレビのキムタクの続『HERO』第1話、おもしろかった。
大勢の出演者のキャラがそれぞれ立っていて楽しめる。
前シリーズをうまく引きずっていてすんなり内容に没入出来た。
テンポも軽快。
視聴率も良かったようだ。26.5%。
別にキムタクのファンではないが純粋にエンターテインメントとして良けりゃ観る。
モダンなつげ義春的風景
つげ義春が描く鄙びた田舎町や温泉街。
人っ子ひとり歩いていない道。
道が曲がっているので突き当りは見えない。
それをモダンにするとこんな風景になりそう。

モダンなつげ義春
『LAW & ORDER』
テレビ東京の昼12:30~『LAW & ORDER』。
昨日(6/5)で今回の一連の放送の最終回だったが楽しませてもらった。
テレビ東京の場合、月~木の週4回放送なので3月スタートでも40回一気放送。

米国NBC製作。第20シーズンまで放映されてエミー賞受賞。
数々のスピンオフ作品も生まれ、その他の国でも多くリメイクされたそうだ。
今回テレビ東京で放送されたのはシーズン17、18。
次のシーズンが待ち遠しいような最終話の終わり方だった。

中身が濃い。
1時間枠だが基本構成はだいたい前半が事件編、後半が裁判編で一話完結。
ストーリー運びがビュンビュン進む。
かったるさがない。

毎回のオープニングナレーション。
「刑事法体系には等しく重要な二つの独立した組織がある。犯罪を捜査する警察、そして容疑者を起訴する検察。これは彼らの物語だ」。

長いシリーズなのでダレないように、そして視聴者を飽きさせないように
シーズン途中で刑事役が異動や退職で入れ替るし、検事役も引退や昇進で入れ替る。
人が主人公ではなく状況が主人公なのだ。

脚本、脚本、脚本…。
2時間映画になりそうな内容を1時間で毎週(シーズン中)という番組。
米国エンターテインメント界の底力。
3月19日(水)は『相棒 シーズン12』の最終話だった
シリーズはどんなものでもシーズン12までやればパワーは落ち、
ネタは切れ、グズグズになるしかない。
あれだけ話題になった人気ドラマ『24 トゥエンティフォー』も、
最終のシーズン8の途中でつまらなくて見ていられなくなった。
相棒ももちろんその傾向を辿った。当然の帰結である。
むしろ12まで続いたのは驚異的だ。

以前は水曜日になると「今日は<相棒>の日だ」と何がなしワクワクした。
この数年は関心が薄れ惰性で見ている。
たまに当初の“輝いていた頃の右京さん”の幻影、残影みたいなものが
チラッと見えたら儲けものだ。

今シーズンも2回くらいかつての変人振りが垣間見えた。
そういう時の回はそれなりに楽しめた。
連続物は回を重ねるごとに主人公が
“善い人”に傾いて行き勝ちだから、
やはり当初のコンセプトに戻し続ける作業が必要だ。


最終話は2時間超の拡大枠でのチカラが入ったようだが
題材にムリヤリな感じがあったのが否めない。
「そんなのありえないよ」と思った。
ドラマだから、有りえないストーリーでも
あまり気にならず見られるものもあるが、
この最終話はいただけなかった。

警察庁次長・甲斐峯秋(石坂浩二)と三代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)の
親子の確執という設定も当初の目論見が効果的だったか疑問。
未消化のままだったように思える。
今回甲斐享は撃たれたが、防弾チョッキを“着ていた”ので無事で、
次のシーズンも出るのだろう。

収監されている元法務大臣の瀬戸内米蔵(津川雅彦)が久し振りに登場。
このキャラクターが出ると話に厚みが出る。


来シーズンも惰性で見る事になるだろう。



(※前回記事/2013年10月18日
『THE KILLING キリング』
デンマークの連続TVドラマ。
人気が高くアメリカでもリメークされたそうだ。
一話完結型ではなく、最初に殺人事件が起き
それに女性刑事が迫って行くストーリー。

不満がいくつかあるにしても全体的な総合評価は「優良」。
1時間番組で“シーズン1”は20話。
1日4話くらい観て1週間くらいで観終わった。
グイグイ視聴者を引っ張る内容はなかなかだ。
それだからこそちょっと気になる点はいくつかある。

観終わって重苦しさが残る。
ハッピーエンドではない。スカッとしない。
結局たくさんの登場人物の誰もが幸せになれなかった。
そして誰もが多かれ少なかれ傷ついた。
殺人事件の被害者以外にも、とばっちりで何人か死ぬ羽目になった。

それでは観る価値が無いか?
いや、やはり観る価値はあった。
不思議なものだ。
シーズン2も観たい。



女性刑事が主人公という設定は
かつてのイギリスの連続TVドラマ『第一容疑者』を彷彿とさせる。
その影響はあるのかも知れない。

多くの人間関係が複雑に入り組んでなかなかストーリーが進まない。
大昔のアメリカ連続TVドラマのデビッド・リンチ総指揮
『ツイン・ピークス』も思い出す。
それでもいろいろな仕掛けと工夫で
視聴者を飽きさせずズルズルズルと引きずって行く。


そもそもデンマークは日本から見たら遠い国で
どんな日常生活なのか見当もつかないが
描かれている日常は別に違和感が無かった。
最初にデンマーク制作と知らなければ
日本人から見ればアメリカの話と思っても不自然でない。


(以下ネタバレのおそれはあるかも)

主人公の女性刑事は天才的に優秀なのかと思ったらそんな事はない。
むしろ問題アリアリの人。

目撃者の証言を自分の都合の良い方に誘導したので「え?」と思った。
目撃者がそれまで知らなかった知識を与えてしまい、
かつ執拗に迫るので、目撃者はその圧迫から逃れるために
今聞いたばかりの知識に添った証言をしてしまう。
ベテラン刑事の筈なのにそのミスに気付いていない。

またある現場にあった遺留品の写真を被害者の親に見せて
被害者の着衣や装飾品を確認する際、
「はっきりしないが娘のだったかも知れない」程度の不確実証言を
親が娘の着衣と断定したとした。

あきらかに“勇み足展開”で刑事としてのスキルは大丈夫なのかと思った。
いくら解決を急いだにしてもいただけない。
ドラマ自体への信頼性も少し落ちた。

時代設定は現代であるのに登場人物たちがやたらにタバコを吸う。
主人公も頻繁にガムを噛むと思ったら禁煙ガムらしい。
嫌煙意識が席巻している現代なのに、
デンマークではまだ喫煙習慣がそんなに強いのか。

政治家に捜査が及ぶと上の方から圧力が掛かる。
刑事物にはお決まりの要素。
定年間近かな上司の警部は「逆らって居られなくなるより
退職金を貰ってやめる方がいい。仕方ない」と捜査から外れる。


連続ドラマは1回分の終り直前に盛り上げポイントや
サプライズを用意して次回への興味を募らせるのが常套手段。
このドラマも正しくその路線をなぞっている。

解決しそうになると反証が現れて、
また振り出しに戻るという展開を何回も繰り返す。
早く解決してしまうとシリーズがもたないので時間稼ぎ。
やっと一件落着という場面で、でもまだ14話(全20話の内)だから
こりゃまだ終わらないなと思ったら案の定。


主人公は一回離婚経験者で息子がいる。再婚間近の相手もいる。
仕事と家庭の両立で悩むのは当然だが
この刑事は“仕事優先”がとにかくキッパリしている。
普通の刑事物では刑事の夫が忙しい過ぎて
家庭の事を妻にまかせっきりで
妻や子に不満が募りやがて爆発する。
家庭がギクシャクして不協和音が漂うというのが相場だが
このドラマは男女が逆転。

仕事モードになると見境が無くなり猪突猛進。
実の母親にもひどい言葉を投げつけるし、
一時的に警察バッジを取り上げられているにも拘わらず、
警官を詐称して証拠品を得るために窃盗もする。
このあたりは観ていて腹が立って来る。
「なんだ、こいつは」

とにかく主人公の女性刑事は好きなタイプではない。
自己中心的ないやなタイプだ。
周囲を巻き込んで引きずり回す。
下の人はもちろん、上の人でも自分のいいように使いまくる。
周囲の人も指示や命令されると「しょうがねえな」と思いながらも
「ま、いいか」という感じで結局いいように使われている。
一種の“女の武器”を意識せず使っているのかも知れない。


捜査のためなら何でもする。
主人公はそれでシレッとしている。
決して美人ではないが見慣れると魅力的に見えなくもないか。



“シーズン2”はまだ近所のレンタル屋にない。
レンタルDVD観終わる
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』
シーズン 7 (全24話)を観終わった。

シーズン7の最後でエミリー・プレンティスが結局他の組織に行く決断をした。
シーズン最初で復帰して、シーズン最後で離れて行った。
なんだったんだ。

次のシーズンには後任が出るようだ。

人材の入れ替りは組織の常。
連続ドラマの常でもある。
視聴者も付き合いが長くなるので(知り合い感覚)、
感慨深い思いになる。

チームリーダーのホッチにスルスルと近づいて来て
グイグイと親しくなって来た女が気に入らない。
子供の心もつかんで、どうやら後妻になりそうだ。
某国のハニートラップじゃないかと疑ったけど
なんのヒネリもなく
ジグソーパズルの空いたピースを埋めるだけの展開だったのか。

FBIのそれなりの地位の人だから、
不審な人物が接近する事はありえるんだがなあ。


(※前回記事/2013年12月25日
シーズン7を観始める
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』
レンタル屋でまだ<新作>だ。
 

シーズン冒頭、プレンティスがあっさり復帰。
前シーズンの終りに、葬式、埋葬までして死んだ事にして厳重に秘したのに。
欧州の街での思わせぶりなシーンで生存を暗示させた。
消え方がカッコ良く余韻が残った。

それが次のシーズンであっさり復帰した。
ストーリー上、ちょっとアクセントを付けたかっただけなのか。
知らされていなかった同僚を相当怒らせる設定で
なんとか無理筋の軟着陸を図っている。
これは視聴者をなだめるためにも必要でしょう。
それにしても“ご都合主義”は否めない。

ま、TVドラマにそんな事を言っても始まらない。
人気シリーズは作り続けなければならないし、
起伏も付けなければならない。
…仕方ない。

7年目のシーズンになっても相変わらず内容は濃い。
これぞ脚本力。
しかしこんな内容のドラマを作り続ける大変さをいつも感じる。
いくらアメリカでも毎週「連続殺人」や「猟奇殺人」が発生して、
それをアメリカ中に出張してバタバタと解決して行くのは…。

ワタシがこのシリーズを観るのは最低限の基準が保証されているから。
●ゾンビが出て来ない。
●時空を超えたりの荒唐無稽がない。(※SFはSFで好きだけど)


(※前回記事/2013年5月16日
シーズン12
2013年10月16日(水)から、また『相棒』のシーズン12が始まった。


今シーズンしょっぱな、警部補試験に受かり「三浦さん」が係長になっていた。
上下関係が出来てしまったので<捜一トリオ>がギクシャク。

ストーリーが進んで捜査中、三浦さんが腰を刺され、「スワッ、殉職か」と思ったが
脚の神経をやられ障がい者になった。
内勤勤務で慰留をされたが辞職。

見舞いに来た右京とカイト。
「(辞職の件は)聞きましたよ」とカイトが言う。
「人間(じんかん)万事塞翁が馬…、そう思うしかねえな」とベッドの上で述懐。
右京は来たばかりなのに「失礼します」と頭を下げて病室を去る。
三浦さんは「相変わらずだな」とひとりごと。

カイトも慌てて病室を出る。
廊下で追いつくと右京が言う。
「何を言っても空回りになりそうだったものですから…」


「三浦さん」はおっさんタイプで良く言えば温厚・ほんわか、悪く言えば鈍重・爺むさい。
直情タイプの伊丹刑事を抑える役どころだったので、
その抜けた穴はどうするのか今後の脚本の腕のみせどころか。

長いシリーズ物はどうしても途中でレギュラーの登場人物を死なせたり、
フェードアウトさせたするのは常套手段。
今回は「三浦さん」の番だったという事になる。


とにかく長いシリーズだ。
午後に放映している再放送を見ると初期の右京の若い事!
それに比べると皺が増え、老化は隠しようがない。
もうここまで来たら行けるとこまで行くしかないだろう。



(※前回記事/2013年3月24日
先日のつづき
昨日(9月11日・水曜日)22:00、なんとなく日本テレビの
ドラマ「Woman」のタイトルバックを見たら
「あっ!」
8日に載せた記事のあの坂、あの家が映っている。

びっくりした。
そして雑司ヶ谷・鬼子母神も出てくる。
鬼子母神の前のテーラーが設定のようだ。

初めて見るのでどうもストーリーが呑み込めないから
ウィキペディアでおおよそを把握すると、
主人公は事故で夫を失って、二人の子供を育てるシングルマザーの話。
人間関係が入り組んで
なんだか切なくて重いドラマのようだ。

子役が自然でいい。
『半沢直樹』
TBSテレビのドラマ『半沢直樹』がおもしろい。
昨夜が3回目。視聴率が高い。

適度なリアリズムとカタルシス。
過剰演出もいやらしくないしエンタテイメントに昇華している。

いやらしい銀行業界の世界を垣間見せられると、
「銀行員にならなくてよかった」とつくづく思うが、
“世間”は大なり小なり理不尽の世界だから
どんな職業に就いても似た状況の中で右往左往するしかないんだ。
『クリミナル・マインド』(シーズン6)を見終わった
シリーズ物はだんだんストーリーがマンネリになり
アイデアも底を尽いて詰まらなくなるのがいつものパターンなのだが
『クリミナル・マインド』はまだ充分おもしろい。

シーズン6まで見た。

『24(トゥエンティフォー)』はシーズン8の途中で
詰まらなくなって見るのをやめた。
『クリミナル・マインド』はどこまで見られるか。

今アメリカでシーズン8が放映中で、
すでにシーズン9の製作も決定したそうだ。


(※前回記事/2013年2月19日
名探偵モンク
アメリカのTVドラマシリーズ「名探偵モンク」をレンタルで見始めた。

まだシーズン1の半分くらいしか観てないが、なかなか結構だ。
シーズン8まであるらしい。
最初、顔や眼技の感じが「Mr.ビーン」に似てるかなと思ったがあんなにバカバカしくはない。
真っ当だが、何か変という感じのさじ加減が土俵際で残っている。

サンフランシスコ市警の休職中の刑事。
妻を自動車爆弾で失って強迫性障害がひどくなり休職し引きこもりになる。
それではいけないと復職をめざし、精神科に掛かりながら、専属看護師を雇い、犯罪コンサルタントとして生計を立て次々に事件を解決する。

その過程で病的な潔癖症や神経症的あれこれが描かれる。

三谷幸喜がコラムの中でチラッと、
モンクに触れていたのでやはり観ているんだなと思う。
いかにも三谷好みな感じあり。
「相棒」シーズン11・最終話
3月20日(水)シーズン11の最終話が放送された。

長いシリーズはどうしてもストーリーが払底するし、
マンネリにならざるを得ない。
この数年息切れ感は否めなかった。

それにレギュラー出演者が揃って年を取る。
昼に再放送を見ると、特に初期の頃の
亀山薫が相棒の頃は杉下右京も若い。
それに比べると…、いや、よそう。
時の流れを嘆いても仕方がない。

とにかく今回の最終話だが、
大きな権力と対峙すると右京は輝く。
見ていてちょっとハラハラもする。
シーズン11から登場の石坂浩二が扮する警察庁次長にも屈しない。
次のシーズンではこの二人の確執がヒートアップしそう。

ただしこの警察庁次長はキャラクターとしてストレートで
まだまだふくらみが無い。
ただの嫌なヤツだ。
頭の良い、官僚の典型。
自己保身タイプ。

以前の岸部一徳が扮した警察庁長官官房室長(通称・官房長)は
同じように優秀な官僚の典型であり
のらりくらりタイプだが、
物事を大きく、全体を捉える事が出来る人物だった。
優先順位が分かっている。
惜しくも映画版で殉職してしまった。
右京と対立はするがお互いに力量は認めていた。
あの飄逸なおとぼけはもう見られない。

そしてこのキャラクターも素晴らしい。
津川雅彦が扮する瀬戸内議員。法務大臣にもなりながら、ストーリーのあれやこれやで懲役10年の実刑で収監中。残念な事にシーズン10、11には出て来なかった。
俳優津川雅彦が消えて、瀬戸内米蔵という人物が本当にいるんじゃないかという錯覚しかねないほどの演技力だ。この人物のお蔭でどれだけ番組に真実性を醸し出しているか…、貢献度大。

もう一人、嫌なヤツだけど圧倒的存在感。
木村佳乃が扮する片山雛子議員。
これも女優木村佳乃が消えて片山雛子という曲者二世議員が“存在”している。
聡明で頭の回転が速い。そして悪知恵も相当だ。
この人物も女優のプライベートな事情でしばらく出演が無かったが、次のシーズンには出演間違いない。


(※今シーズン開始時の記事/2012年10月12日
クリミナル・マインド
アメリカ連続TVドラマ「クリミナル・マインド/FBI行動分析課」
シーズン6の1、2を見た。
相変わらず見応えがある。
しかしこの水準を保つには大変な苦労があるだろう。
とにかく脚本がものを言う。
能力の高い脚本家が掃いて捨てるほどいるのだろう。
比べると日本のドラマのつまらなさと言ったら…。

こういうドラマの宿命で毎週凶悪な殺人事件が起きないと
いけないのが番組として辛いところだ。
普通の殺人事件ならば地元の警察で間に合う。
FBIが出張るには余程の凶悪事件か連続殺人かである必要がある。
シリアル・キラーという言葉をこの番組で知った。

今回初めて知ったがスピンオフで
「クリミナル・マインド/FBI特命捜査班レッドセル」の第1話が付いていた。
別のチームがあるらしく登場人物たちは違うのだが、なんと
IT分析官のペネロープ・ガルシア女史だけ同じ役どころで出て来る。
となると二つのドラマはどういう関係なのやら。

「バーン・ノーティス」はシーズン5の1、2を見た。
こちらは息切れ状態でもう限界だろう。
当初の設定が壊れ始めている。
CIAの諜報員が仕事中になぜか解雇されて
その理由の謎を追及し続けながら、
いろいろな請負仕事を解決するという軽妙なタッチのドラマ。
ほぼ当初の目的(CIA復帰)は達したので展開が苦しそう。

日本のドラマ「相棒」もつまらなくなった。
シーズン11では仕方ないか。
やり尽くし感が強い。


(※関連記事/2011年11月6日



付記/2月19日午後
ネットで検索したら、「クリミナル・マインド/FBI特命捜査班レッドセル」の方は
視聴率が思うように上がらずシーズン1のみで中止になったとの事。

理由はこんな風に載っていた。
人気俳優のフォレスト・ウィティカーを高額で登用したのに結果が伴わなかった。
チーム内各人の性格付けも際立っていない。
両ドラマの関連性を出すためにペネロープ・ガルシア女史を両方に出しているが
「レッドセル」の方ではPCの中に映るだけなのでその個性が十分に発揮されていない。
等々。
伊予柑
復刊本。
川上澄生の「ゑげれす いろは人物」濤書房1200円。

ノスタルジア…。

伊予柑
96時間
先日「96時間」をテレビでやっていたので見た。

良かった。
事前に何の知識もなく期待もせず見たが、
途中から座り直して見た。

アタマの30~40分は他局を見ていたので損した。
最初から見れば良かった。
今度レンタルで見直そう。

日本映画などに有り勝ちなウダウダ感がきれいさっぱり無い。
冗長感も中だるみも容赦もない。
もったいぶったお説教もお涙頂戴もない。
単刀直入、思いっ切りがいい。
爽快。
カタルシス。

リュック・ベッソンが製作・脚本だそうだ。
「ニキータ」「レオン」の味。
今、続編「96時間/リベンジ」をやっているそうだ。
1作目の味が続いているのかどうか。

日本映画ではムリだろう。
ひょっとしたら「アウトレイジ」を撮った北野武なら
似た味が作れるかも知れない。
東銀座・歌舞伎座・建て替え完成間近
来る4月が新劇場のこけら落しなので最後の仕上げ中。
すっかり外観が見えている。
前面の佇まいは旧劇場時代とほぼ同じ。
これは意匠を変えないという勇気が必要だっただろう。
後ろに見える高層ビルと繋がっている。

歌舞伎座完成間近

歌舞伎座ビルこの角度の方が後ろの歌舞伎座ビルの様子が分かり易い。


(※前回記事/2012年10月7日
「相棒」パン
テレビ朝日の人気番組「相棒」は
現在「シーズン11」を毎週水曜日放送中。

不動のメインキャラクター杉下右京と、
そばで支えるキャラクターの相棒は現在3代目。

シーズンが長いのでストーリーにはどうしても「やり尽くし感」があり、
初期の圧倒的な脚本の力強さを望むのは難しくなっている。
ただし固定ファンが付いているので
視聴率は多番組に比べまだ高い。

番組とのコラボで山崎パンが昨年に引き続き
12月1日から「相棒パン」を期間限定で販売している。
紅茶好きが設定の右京にちなんで紅茶の味。

昨夕買いに行ったが、2種類の内1種類しか残っていなかった。
もうひとつもまた買ってみよう。
コーヒーにも合う。

相棒パン
「相棒」シーズン11
10月10日(水)から「相棒」のシーズン11が始まった。

見ての感想としてはまずまず良かったと思う。
半年振りなので飢餓感もあり充分楽しめた。
シーズン10が重い、暗い話が多かったので、今回は長年の視聴者のツボをちゃんとくすぐるポイントを散りばめて、人間が4人死んだ設定にもかかわらず軽快さが漂った。
新しい相棒役の成宮寛貴に対してもだんだんこれから慣れるだろう。
成宮が若いだけに右京を演ずる水谷豊の高齢感が目立って来た。
もうそろそろ限界に近づいている。

テレビ朝日の番組で渡辺宜嗣アナが得意そうに、今度の相棒も含む3人の名前の共通点を言っていた。
杉下右京の相棒たちの名前が「か」ではじまって「る」で終わる。
 亀山薫(かめやまかおる)
 神戸尊(かんべたける)
 甲斐享(かいとおる)
なるほどね。これは偶然じゃない。
杉下右京自身も今回のセリフのなかで、「偶然すぎるのは偶然ではないと考えるのが妥当」というようなセリフを言っていた。

2チャンネルの該当スレッドを見てみると「良かった」というのと「ダメだ、もう見ない」というのとに分かれている。
いろいろな意見があるのは当然だが、こうも評価が分かれるのはなんだろう。
厄介です、人間というものは。
新しい歌舞伎座がだんだん形を現す
先般近くに行ったのでついでに建設中の外観を見る。

正面の唐破風玄関や
両側の比翼入母屋破風屋根の骨組みが少し見える。

歌舞伎座


(※前回記事/2012年7月25日