普段のズボン(その2) 2014年03月
「世の中スイスイ(粋々)、お茶漬けサクサク…」志ん生、志ん朝の噺に出て来るフレーズ。肩の力が抜けてあんにゃもんにゃです。~長い散歩の途中~
サバトラ白猫
まだアスファルトの上は冷たい。

サバトラ白猫
『原鉄道模型博物館』ジオラマ
原信太郎という人
先日(2014年3月24日)横浜の『原鉄道模型博物館』に行った。
昨年訪問した時「定休日」だったという失態を演じたので再挑戦。
事前にHPを見て休館日でない事を確かめてから出掛けた。

しかし館自体も興味深いが、なにより
館長の原信太郎(はらのぶたろう)という人物が一層興味深い。
豪傑というか奇人変人というか、なんとも言いようがない。
1919年生まれだから94歳か。

ネット上に出ているこの人のエピソードを読み漁ると
真偽のほども含めて「う~ん」と唸るしかない。

とにかく鉄道好き。
裕福な家だったので子供時代から贅沢三昧、おもちゃをツケで買っていた。
慶応幼稚舎5年の時、一人で12日間関西旅行をして汽車と電車を乗り続けたそうだ。
その時おじいちゃんからハガキをたくさん渡された。
それには宛名欄には自宅住所、文面欄にはあらかじめ「元気です」と書かれていた。
それを毎日ポストに日付を書いて入れなさいという指示だった。

超偏食らしい。
野菜、魚(トロだけは食べる)、鶏肉、豚肉が大嫌い。
霜降り牛肉、ウニ、カニや甘い物が大好き。
コーラを毎日2リットル飲む。運動は嫌い。
コーラは1945年から飲み続けているらしい。
そんな現代の健康法で見たら「0点」の食生活。
ただしタバコと酒は一切やらない。

友人のコネでコクヨに入社。
破天荒な社員だったようだ。
入社1~2年は出勤簿を付けなかった。
着物で出勤。
しかしちゃんと実績は残した。
各種の事務機を作り、最大のものは立体自動倉庫などを作った。
鉄道模型作りの趣味が役に立った。

1964年東海道新幹線営業の記念1番切符を買うため9日前から並ぶ。
そのため役員会を欠席。
辞める時は専務まで務めた。

自分で作った鉄道車輌模型が1,000輌くらい。
所蔵車輌は6,000輌くらい。

兵庫県芦屋の自宅には百畳敷きの部屋に
自分だけの“シャングリラ鉄道”を走らせた。
これが博物館の元になった。
『原鉄道模型博物館』は2012年7月開館。

博物館のメインは「1番ゲージ」では世界最大級の広さ(310㎡)のジオラマ。
レールも車輪も鉄で作った。
鉄ならではの走行音。
模型は架線からパンタグラフで電気を取って走っている。
車輌の構造メカも極力本物に近づけている。
こだわりは余人の介入を許さない。
あきれるしかない。



模型2模型4模型3
模型1タンク車




(※前回記事/2013年9月18日
目黒川散策
昨日、また以前から行きたいと思っていた散策ルートを歩いた。
“目黒川沿いコース”
桜の名所でもあるので季節もいい。

東急田園都市線「池尻大橋」駅下車でスタート。
まず駅近くの“目黒天空庭園”に寄る。
首都高・大橋ジャンクションの屋上部分を利用した人工庭園。
建設中の2009年10月に一度この巨大建造物を見に来た事がある。
完成後はこの日が初めてだ。
まあまあ予想通りの感じだった。
まだ植物がしっかり根付いてこなれていないが
それは時間が解決すること。
トサミズキ、ハナモモ、ジンチョウゲ、ミツマタ…等々が咲いていた。
大橋JKT空中庭園(左)大橋JCT (右)天空庭園


目黒川は以前の仙川と同じく街の中の川だから“大きなU字溝”。
川の両側が桜並木。
3月28日(金)は三~四分咲きくらいだった。

川に沿って南下する。
中目黒駅の高架をくぐる。
天気も良く暖かいのでそれなりに花見客が歩いている。
もっと大混みかと想像していたが、平日だからそれほどでもない。
このルートは“座り込みの宴会形式の花見”を禁じているので
バカ騒ぎがなく落ち着いて歩ける。
目黒川桜


さらに南下する。
権之助坂を左手にしながら進むと目黒雅叙園が見えてくる。
当初ここから左に折れ行人坂(ぎょうにんざか)を登って
目黒駅に行き帰宅するつもりだったが、
天気は良いしまだ時間も早い…、
川もまだ続いているのでもっと先まで行く事にする。

やがて五反田。
お腹も空いたので通り掛かりの飲食店で昼食。

さらに大崎。
ここらへんも会社員時代よく来たので興味深い。
高層ビルがさらに増えている。
持っていたミニ地図帳を見ると、
もう少し先まで行けば京急「新馬場(しんばんば)」駅に至る。
京急なら都営地下鉄と京成で一直線なので帰り道にも都合がいい。
結局そこまで歩いた。
駅の下のセブンイレブンで100円コーヒーを買って飲む。
紙コップを貰って機械に置くと、自動的に1回分ゴリゴリと豆を挽く音がする。
なるほど挽きたて、淹れたてだ。

もっと完璧を期すなら、この先のモノレール「天王洲アイル」駅まで歩けばよかったのだろうがなかなかそうもいかない。
帰路がややこしくなるし、第一くたびれた。

帰宅して万歩計を見ると14,800余歩。
スダジイの本葉
野菜ではなく樹木だからじっくり成長。

すだじい



(※前回記事/2014年3月20日
イチョウ植替え
少し前からサザンカの全部の葉先が茶色に変色し始めた。
そう言えば今年の花は咲き方に勢いが無かった。
このまま行けば枯れると思われる。
原因は分からない。
10年くらい植替えていないので根詰まりか。

一方イチョウは鉢が小さいので苦しがっている。
根が成長できるスペースが無いので根が土の上にも出ている。

思い切って決断。
サザンカを見切って、空いたプラ樽にイチョウを移す事にする。
植替えは本来植物が寝ている冬にするべきだが仕方ない。
イチョウは既に新芽が出掛かっている。

サザンカを土から出すと意外な事に根詰まりどころか根があまり無い。
根が十分でないから栄養を吸い上げられなかったのか。
土の中にコガネムシの幼虫を2匹発見。
これらは根を食べるが、2匹だけではこれだけの結果を引き起こせないと思う。
結局はっきりした原因は不明。

イチョウは予想通り根詰まり状態。
根がトグロを巻いていた。
根をほぐして少し切って新しい場所に据える。
これで十分なスペースが出来た。

いちょう1いちょう2

サザンカは20年くらい前から家にあった。
イチョウは2008年実生のもの。
塀の上の猫
猫は高い所が好き。

塀の上の猫
ツバキ開花
昨日咲いた。
昨年は3月9日だったからだいぶ遅い。
残りの蕾みは2つ。
以前は10輪くらい咲いたのに、この数年3輪前後しか咲かない。。

つばき


(※前年記事/2013年3月10日


後日追記:結局今季は5輪咲いた。蕾みの見落としがあった。
リンゴの新芽
すぐにアブラムシが付きそう。
柔らかくていかにもおいしそう。

りんご
ムスカリの花茎が伸びてくる
ここまで来ればあとはもう時間の問題。

むすかり



(※前回記事/2013年11月13日
3月19日(水)は『相棒 シーズン12』の最終話だった
シリーズはどんなものでもシーズン12までやればパワーは落ち、
ネタは切れ、グズグズになるしかない。
あれだけ話題になった人気ドラマ『24 トゥエンティフォー』も、
最終のシーズン8の途中でつまらなくて見ていられなくなった。
相棒ももちろんその傾向を辿った。当然の帰結である。
むしろ12まで続いたのは驚異的だ。

以前は水曜日になると「今日は<相棒>の日だ」と何がなしワクワクした。
この数年は関心が薄れ惰性で見ている。
たまに当初の“輝いていた頃の右京さん”の幻影、残影みたいなものが
チラッと見えたら儲けものだ。

今シーズンも2回くらいかつての変人振りが垣間見えた。
そういう時の回はそれなりに楽しめた。
連続物は回を重ねるごとに主人公が
“善い人”に傾いて行き勝ちだから、
やはり当初のコンセプトに戻し続ける作業が必要だ。


最終話は2時間超の拡大枠でのチカラが入ったようだが
題材にムリヤリな感じがあったのが否めない。
「そんなのありえないよ」と思った。
ドラマだから、有りえないストーリーでも
あまり気にならず見られるものもあるが、
この最終話はいただけなかった。

警察庁次長・甲斐峯秋(石坂浩二)と三代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)の
親子の確執という設定も当初の目論見が効果的だったか疑問。
未消化のままだったように思える。
今回甲斐享は撃たれたが、防弾チョッキを“着ていた”ので無事で、
次のシーズンも出るのだろう。

収監されている元法務大臣の瀬戸内米蔵(津川雅彦)が久し振りに登場。
このキャラクターが出ると話に厚みが出る。


来シーズンも惰性で見る事になるだろう。



(※前回記事/2013年10月18日
宇宙ヨット「イカロス」1,400日
打上げから1,400日。

まだまだ3回目の冬眠中。





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<その他のサイエンスニュース>




<インフレーション初観測>
2014年3月17日米国ハーバード・スミソニアン天体物理学センターが、宇宙誕生直後に瞬間的に膨張した「インフレーション」の際に出た信号を捉えたと発表した。
インフレーションを証明するには急膨張の際に発生し今も残る「原始重力波」の信号を観測する必要がある。
南極に設置した電波望遠鏡で3年分のデータから特徴的な波形の乱れを確認したとの事。
「インフレーション理論」は1981年日本の佐藤勝彦や米国のアラン・グースが独自に発表していた。
(2014年3月18日朝日新聞など)


JAXAは2014年5月24日地球観測衛星「だいち2号」を打ち上げる予定。


2014年3月9日ISSのコマンダー交代式が軌道上で行われ第39次隊のコマンダーに日本人で初めて若田光一さんが就いた。ISSでの勤務は5月14日までの予定。


2014年2月28日(金)未明、H2Aロケット23号機で日米共同開発の「全球降水観測計画(GPM)主衛星」が打ち上げられた。カーゴスペースに余裕があるので7大学の各小型衛星も搭載された。


2014年2月26日NASA発表/
2013年7月16日ISSでの船外活動飛行士のヘルメットの中に1.5リットルの水が溜り、窒息死の危険があった。死亡事故につながるトラブルは初めて。


2014年2月16日、帰る途中の南極観測船「しらせ」が南極海で座礁し動けなくなった。
60年近い観測史上初めての出来事。
破損し船底に浸水したが2重底なので内側には損傷がなく、観測隊員や乗組員にけがはない。
その後、荷物を船尾に移動させ船首を浮かせ満潮を利用して脱出に成功した。


2014年3月ころ、天の川銀河中心のブラックホールに
吸い込まれるガスが発する光が捉えられるかも知れないと
世界中の望遠鏡がそちらを向くらしい。
JAXAもX線天文衛星「すざく」を向ける。
このブラックホールは太陽の約4千万倍くらいの質量。


<ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡>
数々の実績を上げたハッブル宇宙望遠鏡の後継機。
部品が揃ってこれから2~3年掛けて組み立て作業が始まる。
費用は87億ドル(約8,800億円)
2018年フランス領ギアナのESAの発射場から打ち上げられる予定。
地球から150万km離れたラグランジュ点(L2)に送り込まれる。


<月ペネトレータ>
JAXAのISASが計画している月面に打ち込む地震計。
地下1mに突き刺さって設置する斬新な計画。
課題は
(1)貫入時の8,000Gに耐える事。
(2)表面素材が月の砂と同じ熱伝導率である事。
(3)貫入後にマイナス20℃に耐える事。
当初搭載予定のLUNAR-A計画が中止になったが、
この開発は続けられその後一時ロシアの月探査機に
載せる計画もあったが実現せず。
まだ一縷の望みを繋いで開発中。


「イカロス 2」は正方形で決まりかと思ったけどまだ最終案ではなさそうだ。


2013年8月にスウェーデンで行われた超音速試験機の無人飛行実験の失敗について
JAXAは機体制御プログラムの入力データに誤りがあったと発表。
2014年内に再実験をめざす。



(※前回記事/2014年1月30日
スダジイも目覚める
3月18日にスダジイの芽が出始めた。

すだじい(3月19日撮影)


(※前回記事/2013年10月19日
アンズが目覚めていた
昨日冷蔵庫から(貯蔵していた)タネを出してビニールポッドに埋めた。
(1)アンズ3個
(2)モモ1個
(3)ゴーヤ9個
(4)デラウェア(ぶどう)たくさん:弟が家庭菜園で昨秋収穫したもの
(5)スイカ(自家製:昨年ベランダで収穫した分)たくさん
(6)スイカ(昨夏スーパーで買って食べた分)たくさん


アンズはもう根が出始めていた。
二枚貝が足を出している様子に似ている。
あんず1 (700x525)あんず2 (700x525)あんず3 (700x525)

ゴーヤは2年続けて発芽に失敗。
今回はタネの殻をパンチで欠く。殻は意外と柔らかい。
中が少し覗く。今回は成功しそうな気配。
ごーや (700x525)

モモは以前発芽直前で失敗。殻が固すぎてそのままだと発芽がかなり難しい。
ペンチで殻の端を壊すべく少しずつガチガチやるがとにかく固くて加減が分からない。
中まで通じるほどは壊せなかった。
もも

でらうぇあ (700x525) デラウェア(ぶどう)
玉ネギ成長中
たまねぎ まだ玉は膨らんでいない。


(※前回記事/2013年11月15日
ニトベミノガの幼虫
以前から名前が分からなくて知りたいと思っていたのがやっと判明。
ニトベミノムシ(新渡戸蓑虫)。
ニトベは昆虫学者の新渡戸稲雄(新渡戸稲造のイトコ)に因む。
ぶら下がるタイプではなく、葉の表や裏をほんの少し移動。

冬の間はすっかり忘れていたが
暖かくなり動きだしたので存在を思い出した。
キンカンの葉を齧っている。
蓑の大きさ6~7mm。
動くと言っても生活エリアは数センチくらい。

自分の頭部の脱皮殻を蓑の出入り口周辺に貼付ける習性があるそうで不思議。

ニトベミノガ


(※前回記事/2013年10月31日
残り4本を全部抜く
はつか大根(ミニこまち)、昨日で終了。

はつか大根


(※前回記事/2014年3月13日
土佐水木
河津桜、二つ目発芽
河津桜2本目の発芽。

1本目の時は気付かなかったが
サクランボのタネが二つの割れて外側の殻は厚い。
その下には薄皮がある。
それらが外れてニョッキリと芽が出て来る。

厚ぼったい双葉の中に既に本葉が用意されている。

河津桜2本目


(※前回記事/2014年3月1日
はつか大根の引っこ抜き収穫
練 炭
このところの寒さに閉口していた。

ストーブの灯油は1週間前にもう今季分使ってしまった。
そうかと言って半端になるのを警戒してこれ以上買うつもりもない。

エアコンをONにすればいいのだが、しばらく掃除をしていないので
部屋が暖まると同時にホコリとカビで充満しそうで怖い。

昨日、ふと20年位前にキャンプに行く時に使った七輪と練炭がある事を思い出す。
そんな大昔の練炭が使えるものやら。

昭和30、40年代の練炭は下に新聞紙や消し炭などを置いて徐々に火が起こる方式だが、
その後キャンプで使った頃は上部にマッチ1本で着火して
上から下に燃えていくタイプに進化している。
20年経過しても使えるものか疑問だったがちゃんと火がついた。

一酸化炭素中毒にはくれぐれも注意。
特に最初の段階では臭いもするので風通しの良い所に置く。
30分位経ってしっかり火が起こったら室内に入れる。
ただし換気には充分気を付ける。
上にヤカンを掛けて置けば湿度も保たれる。

7~8時間は火の気があってだいぶ寒さがしのげる。

練炭、七輪


一転、今日からは春らしくなるそうだ。
ローズマリー
♪Parsley, Sage, Rosemary and Thyme.

ローズマリー
白 梅
近くの小さい梅園で。

白梅
再開発基礎工事
段階的に変貌を遂げている墨田区曳舟地区。

線路の手前のエリアは<京成曳舟駅前東第三地区>。
上物は片付けられ基礎工事中。
高層マンションと公園が出来る予定。

京成線の向う側は既に開発が終わった<曳舟駅前地区>。

「京成曳舟駅前東第三地区」
裏 梅
紋所のデザインで梅を裏側から図案化したものがある。

裏梅
道路構造を愛でる/1402(BGM付)
日溜りが好き
人気のない日溜りには大抵ネコがいる。

ねこ
久しぶりの長い散策
昨日(3月4日)快晴に誘われて、かねてから行きたいと思っていたルートを歩いた。
まず東急田園都市線「桜新町」駅下車徒歩7分で「長谷川町子美術館」。
長谷川町子の力を再々…認識した。
もちろんマンガの原画や関連の展示もあるが、
展示スペースの半分以上は、姉妹がコレクションした美術品がメイン。

そもそもは集めた美術品を私蔵するだけでは
せっかくの美術品の社会的な価値が無くなってしまう。
見られてこその美術品だという事に気付き1985年「長谷川美術館」を作ったそうだ。
町子さん没後(1992年)に現在の名称に変更した。

キャラクター像波平一本毛髪美術館
何回も狼藉で抜かれた波平さんの1本毛髪は健在だった。


次にそこから歩いて世田谷通りに出て道成りに西へ。
歩いていると汗が出て来る。
しかし立ち止まると汗が引いて寒い。
難しい気温だ。
仙川の流れにぶつかって北上すると「東宝スタジオ」。
ここは一般開放はしていないので、メインゲートの壁画(七人の侍)だけでも見たかった。

東宝

小田急小田原線「成城学園前」駅から乗車して帰宅。
万歩計で1万3千余歩、まずまず歩いた。

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そいつ
ある朝、出勤して来たそいつを見てびっくりした。
片腕を吊って、オデコとアゴに絆創膏が貼ってあった。

みんなが「おい、どうしたんだよ」と声を掛けた。
てっきりケンカでもしたんだろうと思った。
「いや~」と言葉を濁してどうしてもはっきり言わない。

夜になっていつもの呑み屋に行ってからやっと真相を言った。
「酔っぱらって歩道橋の階段から落ちた」んだそうだ。
以降そいつは「生傷男」と呼ばれるようになった。
腕は骨折ではなく打撲だそうだ。


そもそもそいつは変な男なのだ。
自宅近くのナントカというスナックの常連だといつも吹聴していた。
何回も言うのでとりあえず会社のみんながその事を知っていた。
会社近くの店で呑んでから
同僚をその自宅近くのスナックに連れて行きたがる習性があった。
一度などなんと、社のトップさえ連れて行った事があるそうだ。

ワタシは居酒屋は好きだが、スナックというのは好きでないので
何回も逃げ続けていたが、
1回だけ断り切れず仕方なく連れて行かれた事がある。

タクシーに乗せられて着いた。
そいつとワタシはカウンターに座った。
奥の方のテーブル席ではお客さんたちがカラオケを歌っている。
まあ普通のスナックというか、
ちょっと場末風の、なんの変哲もない、
なんの取柄もないスナックだった。
なんで連れて来たがるのか謎でしかない。

しかもである…。
常連さん的な扱いを受けていないのである。
そいつ自身は常連的な会話でカウンターの中の人に
親しげに話しかけるのだが、応対の温度が低いのである。
「なんだかなぁ」

そいつはチャーハンをオーダーした。
ワタシも同じものを注文して食べ始めた。
途中でなんとそいつはレンゲを持ったまま
カウンターに突っ伏して寝始めた。
まさかの展開に意表を突かれた。
肩を突っついてみたが起きない。
揺さぶってみたがそれでも起きない。
大きく揺さぶったがどうしても起きない。
そんなに量を呑んでいないと思うんだが。

「困った」
そいつの家も知らないし、
第一「ここがドコか」も大雑把にしか分からない。

カウンターの中の人に
「この人いつもこんななんですか」と聞いた。
「うん、放っときゃいいですよ。その内起きるよ」

日付は変っているし、しょうがないからそいつを置いて先に帰る事にした。
念のため店の人にもう一度確認すると、
その内、自分で帰るよとあまり気にしていない。
なんだか狐につままれたような感じのまま、
大通りらしき方角に歩いてタクシーを拾って帰宅。


翌朝フツーの顔でそいつは出社した。
「お前、チャーハン食いながら寝ちゃったんだけど覚えているか」
「へへへ…」
まったく変なヤツである。

その後聞いた話では、食べていたチャンポンに
ガクンと顔を突っ込んだ事もあるそうだ。
う~ん、ミスター・レジェンド。

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はつか大根を2本収穫
9株ある内の大き目の株2本を抜いてみた。
品種名『ミニこまち』。
ダイコン下ろしにしようか。

はつか大根

2013年11月14日播種なので約3ヵ月半掛かった事になる。
いかに厳冬期を挟んだと言えど長かった。


(※前回記事/2014年2月23日
(※蒔いた時の記事/2013年11月15日