普段のズボン(その2) 2015年02月
「世の中スイスイ(粋々)、お茶漬けサクサク…」志ん生、志ん朝の噺に出て来るフレーズ。肩の力が抜けてあんにゃもんにゃです。~長い散歩の途中~
写真アルバム/人の気配
フェルメールの床
落ち葉猫
テリトリーをパトロール。

落ち葉猫
トマソン物件
当初「塗り込めドア」だと思った。
以前ドアがあってそこに行くための階段が
ドアが塗り込められてからも残ったものと思われた。

ところが家に帰って写真をよく見ると
ドアの底面の位置が地面の位置であり
それじゃ、「階段は何のために?」という疑問が浮上した。

「純粋不要階段」の範疇か。
“無用の用”の美を体現しつつ、
今日もそこにありつづける。

街歩きはおもしろい。

トマソン


<追記>
改めて良く見たら
階段の上部にも“かつて開口部があった”形跡が薄く見えるね。
その開口部を塗り込めた結果だったんだ。

やれやれ。
解決したような、ちょっと残念なような。
雪月花・花水木・木琴堂 5、6、7、8
旧岩崎邸庭園
先日、たまにはオトナの動物園見物もいいかなと思って上野に向かった。
まず不忍池の周辺で写真を撮っていると、
そういえば『旧岩崎邸庭園』が近くだと気づいた。
目的地を変更しそちらに歩いた。
入園料65歳以上200円。

快晴無風、春近し。
靴をビニール袋に入れて建物の中に上がり持ち歩く。

三菱財閥の創業者岩崎彌太郎の長男岩崎久彌が明治29年に建てた。
2010年NHK大河ドラマ『龍馬伝』に岩崎彌太郎が出たので
訪れる観光客が増えたが、団体客のマナーに問題が多かったので
室内の撮影は(フラッシュ不使用でも)禁止になった。外観は構わない。

現在都立庭園で、園内の歴史的建造物は国の重要文化財。

2年目のスダジイが芽吹く
まだまだ小さい芽。

すだじい


(※前回記事/2014年12月23日
梅酒開封
昨年6月に仕込んだ梅酒をボトルに移す。
2.5本。
飲んでみる。
当たり前だが梅酒の味だ。
まずまず問題無く出来た。

うめしゅ
オオバン(大鷭)
旧中川の亀戸付近に群れていた。
泳ぎながら水に頭を突っ込んで藻を食べているようだ。

クチバシと額板(ガクバン)が白い。

おおばん(800)
モミジバフウ(紅葉葉楓)の実
先日の公園で拾って来た実。
最初何の実か分からず帰宅してからネット検索でやっと判明。
モミジバフウ(紅葉葉楓)の実だった。

ただのフウ(楓)という植物とモミジバフウ(紅葉場楓)のふたつある。
葉の形がフウは3裂、紅葉葉フウはモミジのように5裂。

漢字の「楓(フウ)」はカエデとも読むが
カエデはカエデ科でフウはマンサク科。

軽いから中のタネはもう既に飛んでいって空っぽだろうと
思って割って見たら、空洞ではなくてみっしりしていた。
隙間に小さなタネがたくさん入っていたと思われる。

硬くてペンチを使わないと崩せなかった。

見た目が愛らしいのでクリスマス用のリース飾りなどにも使われるようだ。

もみじばふう2もみじばふう1
林試の森公園
2月16日(月)快晴無風だったので
かねてから行きたかった「林試の森公園」に初めて行く。
東急目黒線「武蔵小山」下車。

林業試験場は1978(昭和53)年につくば市に移転し、
跡地が東京都に払い下げられて公園として整備され、
1989年「都立林試の森公園」として開園したそうだ。

樹齢百年はありそうな大きな樹木が多い。
冬の間にやっておきたいというような園内工事が2~3ヵ所で行なわれていた。
林業試験場が前身だったので花の園芸品種鑑賞タイプの施設ではない。
林間を散策するタイプだ。
有料施設ではないのであまりコストを掛けられないようで
一見雑な雰囲気はあるがそれはそれで素っ気なくて良い。
近隣の住民はいつも散歩が出来てうらやましい。

すぐ近くに目黒不動がありそちらにも初めて寄る。
「鬼平犯科帳」などにも出て来るから勝手に親近感がある。
平蔵が妻久栄の好物の黒飴を買って帰る場面がある。
「甘藷先生」の青木昆陽墓もあった。

その後目黒駅まで歩く。
途中「行人坂」を登る。ここは現役時代良く歩いた。

案内図スズカケノキ
紅梅椿
行人坂 急こう配の行人坂
わが家の河津桜
昨年(2014)サクランボから芽を出したわが家の河津桜。
これは小さいけれど花の蕾みではないだろうか。
新葉の芽だったらちょっとがっかり。
注視を続ける。

かわづ1かわづ2
ユキワリイチゲ(雪割一華)
近くの植物施設も、この時期は花が少ない。
ユキワリイチゲが寒さの中で健気に咲いている。

ゆきわりいちげ1ゆきわりいちげ2
エシャロット
今スーパーなどで売られているこのエシャロットは
若採りラッキョウだそうだ。
生で味噌を付けて食べるとうまい。
若干の辛味がたまらない。
簡単すぎるほど簡単でつまみになるのでよく食べる。
ネット検索をするといろんなレシピが出て来る。

ヨーロッパの本来のエシャロットは玉ネギの仲間で
表面に薄茶色の薄皮が付いているそうだ。別物。

エシャロット
ポップコーンのような白梅
本格的な梅の季節に突入。

白梅
メジロが椿の蜜に夢中
赤と白のツバキ。

めじろ2めじろ1
本屋はサイコ
(あくまでもフィクションです。フィクションを書いてみた)



昼休み、山坂は少し早めに会社の建物を飛び出した。
少しでも遅れると近隣の会社員が一斉に定食屋やレストランに繰り出すので
ごった返してなかなか思うように食事に有りつけない。

うまい具合に今日は目的の店で目的のランチが食べられた。
さて次に寄るのは本屋だ。
こうやって自分の好きに行動出来るので昼休みはひとりで過ごしている。

入社した当時は部長と一緒に食べに出ていたのだが
上司と食べてもおもしろくもなんともない。
就業中に必要な事務的な話はするし冗談も言い合うのだが、
それ以外の時間に一緒の行動をするのがだんだん煩わしくなった。

中途入社なので完全な同輩は無く、目上か目下しかいなかった。
“放課後”に同僚と呑みには行くが昼休みくらいは勝手な行動がしたかった。

さていつも寄るこの本屋は大きい。
都心の一等地の大きなビルのワンフロア全部が売場だった。
文庫本の棚に向かう。

出版社別に並んでいるので人気作家の場合は各社の割り当ての棚を全部見ないと見落す。
さすがに司馬遼太郎は圧倒的なボリュームだ。
長編が多い。
例えば『坂の上の雲』は1卷から8卷(文庫の場合)までが並んでいる。

ふと見ると3が7と8の間に入っている。
なんかこういうのイヤなんだなぁ。
気持ち悪い。収まりが悪い。
手を伸ばして3を正規の場所に入れ替える。
とりあえずまずまずの気分。

翌日もまた寄った。
「あれ?」
今度は池波正太郎の『真田太平記』の1と6が入れ違いになっている。
また直す。
念のため他の作家を点検したら、まず大丈夫だった。

さらに翌日。
「うわ!」
今度はアイザック・アシモフの『黒後家蜘蛛の会』全5巻の全部が逆順に並んでいた。
「こりゃ完全に意図的だ」
昨日まではアバウトな客が戻す所を間違えたと思えたのだが。

「う~ん」なんなんだろう。
ちょっとした愉快犯だ。しかし迷惑には違いない。
しかしこの並びを直したら見知らぬ“犯人”のゲームに乗ってしまう事になる。
「やるまい」
伸びそうになる腕を必死に抑えて棚を移った。

そして周囲を見回した。
どこのどいつがやったんだろう。
もしかしたら並べ直す山坂を観察していたか。
軽いサイコパス? こわい。
分からない。
もしかしたら並べ直す山坂も一種の病気?
現代は程度の差があるだけで全員病気なのか。
困った。困った。

周囲の雑踏は通奏低音のように雑多な音が鳴っている。
緊急自動車のサイレンが近づいて遠ざかる。
みんな華やかで明るく楽しそうだ。
午後の少し気怠い雰囲気。
真剣にそれぞれが自分の本探しに没頭していた。

“もうひとり”の山坂はいつもの“いたずら”をやりに再び文庫書棚に戻った。
ウメはつぼみにも力
名札を見ると「紅千鳥」という品種だった。

うめ
ラベンダー
こんな真冬でも意外と咲いているんだね。

ラベンダー
まだまだ寒いねえ
会社のOB会
昨夜、以前勤めていた会社のOB会が開かれた。
つい先般同じくOB会員だったT氏が逝去したので追悼するのが目的だ。
まだ50代で働き盛りだったのに「生死」は全く予断を許さず。
合掌。

年齢がそれなりに凸凹するのに
不思議に和気藹藹でいい雰囲気である。
同じ釜のメシを食った(同じ空気を吸った)関係だからかな。
13人が集まり久闊を叙した。

会場は有楽町だったが家を早めに出てJRを神田で降り、
二駅をぶらぶら写真を撮りながら歩いた。

OG会1OG会2OG会3
電車は今日も (12、13)
前側の柵がなくなり見晴らしが良くなった
スカイツリーもゲイン塔しか見えなくなった。

ひきふね


(※前回記事/2015年1月19日
工事中の京成曳舟駅高架ホーム
昨日(2015年2月3日)の撮影。
右は既に運用中の上りホーム。
左が工事中の下りホーム。
下りも既にレールが敷かれている。

京成曳舟駅工事ホーム


(※前回記事/2015年1月31日
窓 猫
“読み”について
以前にも書いたかも知れないが
漢字の“読み”を間違って覚えてしまって
そのまま気が付かずにいいトシになって
公の場でそれを知らないまま言ってしまって恥を掻くという事があります。
当時首相の麻生氏もやらかしたアレです。

昔簿記学校に行っていた頃、40代の先生が
授業中に「老朽化(ろうきゅうか)」を「ろうこうか」と言いました。
また別の時に「恣意的(しいてき)」を「せんいてき」と読んだ。
教科書に載っていた単語です。
どうやって知らせるのが良いかあれこれ迷いましたが
結局どうやっても恥を掻かせる事に変わりないと思い
悩んでいるうちにグズグズと時間が過ぎてウヤムヤになりました。

もしかしたらそう言う読み方も許容範囲なのかも知れない。
ワタシの方が「キミ、そんな事も知らんのか」と
言われた日にゃ目も当てられないし…。
後で辞書を引いたがやはりそんな読み方はなさそうだ。
(老巧は化が付かなければ「ろうこう」ですが)

あれから35年くらい経っているが、先生は気付いただろうか。



ちょっと別の例もある。
分かり易くするために故意に正規の読み方と違う“言い方”をするケースもありますね。

「しりつ」の音(オン)だけでは分からないから
「いちりつ(市立)」とか「わたくしりつ(私立)」と言うケース。

「かがく」だけでは分からないから
「科学」と分けるために「化学(ばけがく)」と言うケース。

「経常利益」の経常を「けいつね」とも言う。
「粗利(あらり)」を「そり」と言う人もいる。
会社のエライさんに多い。
一種の世代用語になっているかも。



30年くらい前に営業で東京の街中を歩いていた。
九段下から神保町の方に向かって歩いていた時
首都高が上を走っている掘に「俎橋」という表示の橋があった。
「うじばし」?
ヘンなの。

会社に帰ってから確認したら「まないたばし」だった。
“俎”と“蛆”は似ているッス。


余談だがその俎橋交差点角にあったのが
三日前の記事に載せた「九段下ビル」です。
グーグルマップの写真を見ると今は更地のようだ。
近所の紅梅白梅