普段のズボン(その2) 力士往来
「世の中スイスイ(粋々)、お茶漬けサクサク…」志ん生、志ん朝の噺に出て来るフレーズ。肩の力が抜けてあんにゃもんにゃです。~長い散歩の途中~
力士往来
9月場所中だが、
ある力士は活躍し、またある力士は去って行った。


●逸ノ城(いちのじょう)<湊部屋、東前頭十枚目>
モンゴル遊牧民出身。192cm、199kg、21歳。
今までのモンゴル人力士はモンゴルの都会っ子だったが
この人はほんまもんの遊牧民育ちの野生児だそうだ。
アマチュア横綱経験者なので幕下付け出しからスタート。
地位の関係で本来ならパス出来るのに自ら希望して相撲教習所に1年(日本人は半年)通所中。
相撲教習所では相撲の歴史や書道、一般常識、実技などを教える。
まだちょん髷が結えない。


●育盛(そだちざかり)<式秀部屋、東序ノ口24枚目>
※相撲新弟子体格基準167cm以上、67㎏以上。
検査前日67㎏くらいだった体重が当日には63㎏くらいになってしまった。
急遽おにぎり4個、うどん2杯、300mlの豆乳2本、水を約3リットルを飲む。
ギリギリで検査OKが出る。
白鵬も新弟子検査の時は68㎏だった。小さすぎてムリだと思われていたが、今じゃ大横綱だ。
育盛も大化けする可能性が無くは無かった。
2014年7月、初めて前相撲として土俵に上がった日、
立ち合い一瞬相手の“突き一発”で土俵下に弾き飛ばされた。
2014年9月正規の初相撲初日を前に引退。
9月に入って体調を崩し家族ともよく話し合って決めた。
既に取り組みが決まっていたので不戦敗となった。
結局、力士としての正式な生涯通算成績は0勝1敗(しかも不戦敗)という記録が残った。
前相撲の成績は記録には入らない。
17歳だから早く見切りを付けて良かったかも知れない。。


●隆の山(たかのやま)<鳴戸部屋→田子ノ浦部屋、最高位:西前頭12枚目>
チェコ共和国プラハ市出身。185cm、91kg、31歳。
軽量力士ゆえのサーカス相撲だった。
7月場所12日目に引退発表。
9月7日断髪式が行われた。
帰化しなかったので国に帰る予定だそうだ。


●大砂嵐(おおすなあらし)<大嶽部屋、前頭四枚目>
エジプト出身。189cm、158kg、22歳。
本名:アブデラハム・アラー・エルディン・モハメッド・アハメッド・シャーラン。
イスラム教徒。腹が減ってもラマダンを守る。
ラマダン期間は日の出から日没まで断食。
腕力(カイナヂカラ)が半端じゃない、片手で懸垂が出来るそうだ。


●遠藤(えんどう)<追手風部屋、前頭筆頭>
183cm、150kg、23歳。
永谷園のCMにも出て今や人気と期待が一番の日本人力士。
遠藤も相撲教習所をパス出来る立場だったが親方の意向で通った。
まだ大銀杏が結えない。
どうした! 7日目までまだ白星無し。