普段のズボン(その2) 『みんなのアムステルダム国立美術館へ』
「世の中スイスイ(粋々)、お茶漬けサクサク…」志ん生、志ん朝の噺に出て来るフレーズ。肩の力が抜けてあんにゃもんにゃです。~長い散歩の途中~
『みんなのアムステルダム国立美術館へ』
先日ユーロスペースに映画『みんなのアムステルダム国立美術館へ』を観に行った。

初めて行く所なのでHPのアクセス地図を見ると
「ああ、あの辺りか」と分かったのでプリントせずに行く。

最初の12時の回に間に合うように余裕たっぷりに家を出た。
渋谷で降りて“その辺り”に行くが「ユーロスペース」が見つからない。
無いどころか、辺りはいわゆるラブホテル街で
おっさんがウロウロきょろきょろするのは憚れる場所だ。
すっかり不審人物。
とにかく感心するくらい軒並みラブホテルばっかり。
歩いている人も少ない。
たとえいてもワケあり的な人ばっかりで聞けず。
捜索範囲を少しずつ広げるがなかなか見つからず。

そのうち会社員時代によく歩き回った宇田川町辺りに出る。
その時によく入った東急ハンズもある。
もう諦めて帰ろうかと駅に向かうと井ノ頭通り途中分岐の交番があった。
ヤレヤレ、とにかく聞く。
教えられたら結局最初に行った場所で良かったんだ。
住所は円山町1-5。

改めて元来た道を戻る。
たしかここは2回くらい通り過ぎたのに気が付かなかった。
いくらなんでももう少しちゃんとした看板が欲しい。
表示が小さい。

もう最初の回は30分くらい過ぎているので次の回(14:10)のチケットを買う。
シニア料金1,200円。

ユーロスペース ユーロスペース

ラブホテル街の円山町と道路1本挟んで閑静な高級住宅地「松濤」が隣り合っている。
なんて不思議な位置関係なんだろう。

肝心の映画の方はまずまず良かった。
アムステルダム国立美術館のリニューアルに当たって
議論百出してなかなか前に進まず
10年掛かってしまった顛末のドキュメンタリー。
永久に終わらないかと思われた事態に
キレた館長の辞任劇も挟まりスッタモンダ。
やっとそれらも落ちつくところに落ちつき、
どうにか晴ればれと再オープンされた。

いつか本物のあの美術館に行きたいものだと思った。