普段のズボン(その2) “読み”について
「世の中スイスイ(粋々)、お茶漬けサクサク…」志ん生、志ん朝の噺に出て来るフレーズ。肩の力が抜けてあんにゃもんにゃです。~長い散歩の途中~
“読み”について
以前にも書いたかも知れないが
漢字の“読み”を間違って覚えてしまって
そのまま気が付かずにいいトシになって
公の場でそれを知らないまま言ってしまって恥を掻くという事があります。
当時首相の麻生氏もやらかしたアレです。

昔簿記学校に行っていた頃、40代の先生が
授業中に「老朽化(ろうきゅうか)」を「ろうこうか」と言いました。
また別の時に「恣意的(しいてき)」を「せんいてき」と読んだ。
教科書に載っていた単語です。
どうやって知らせるのが良いかあれこれ迷いましたが
結局どうやっても恥を掻かせる事に変わりないと思い
悩んでいるうちにグズグズと時間が過ぎてウヤムヤになりました。

もしかしたらそう言う読み方も許容範囲なのかも知れない。
ワタシの方が「キミ、そんな事も知らんのか」と
言われた日にゃ目も当てられないし…。
後で辞書を引いたがやはりそんな読み方はなさそうだ。
(老巧は化が付かなければ「ろうこう」ですが)

あれから35年くらい経っているが、先生は気付いただろうか。



ちょっと別の例もある。
分かり易くするために故意に正規の読み方と違う“言い方”をするケースもありますね。

「しりつ」の音(オン)だけでは分からないから
「いちりつ(市立)」とか「わたくしりつ(私立)」と言うケース。

「かがく」だけでは分からないから
「科学」と分けるために「化学(ばけがく)」と言うケース。

「経常利益」の経常を「けいつね」とも言う。
「粗利(あらり)」を「そり」と言う人もいる。
会社のエライさんに多い。
一種の世代用語になっているかも。



30年くらい前に営業で東京の街中を歩いていた。
九段下から神保町の方に向かって歩いていた時
首都高が上を走っている掘に「俎橋」という表示の橋があった。
「うじばし」?
ヘンなの。

会社に帰ってから確認したら「まないたばし」だった。
“俎”と“蛆”は似ているッス。


余談だがその俎橋交差点角にあったのが
三日前の記事に載せた「九段下ビル」です。
グーグルマップの写真を見ると今は更地のようだ。