普段のズボン(その2) 遠いアプローチ
「世の中スイスイ(粋々)、お茶漬けサクサク…」志ん生、志ん朝の噺に出て来るフレーズ。肩の力が抜けてあんにゃもんにゃです。~長い散歩の途中~
遠いアプローチ
京成曳舟駅へのアプローチが明治通り側から遠くなってしまった。
高架化と同時に駅が“押上駅寄り”に100m以上移動した。

そもそもの経緯は
1969(昭和44)年8両編成の電車が止れるようにホームを長くする必要が生じたが、当時の駅ホームは両側に踏切があり伸ばせなかった。解決策はすぐ横の明治通り際に移せば長さが確保できる。
ところが駅前だった商店街が大反対した。妥協案として将来高架化する際には元の位置に戻すという念書を取り交わしてやっと計画が実施された。
それから幾星霜。ほぼ半世紀経って高架化が完成し律儀に約束は守られた。
ところが既に昔の隆盛な商店街は見る影もないという皮肉。
さびれた日本全国どこにでもあるうらびれたシャッター街だ。
ま、その代り再開発で高層マンションがニョキニョキ建ったので、押上側エリアの利用客は増加しているだろうからそちらの住民にとっては結果オーライか。

あちら立てればこちら立たず。
明治通り側の住民にとっては苛酷な現実になった。
半世紀くらい慣れ親しんだ明治通り際の改札口のところから延々と歩かねばならない。
周辺は高齢者の割合いが極めて高い。
歩くのもやっとの高齢者が多い。
しかも明治通り側からの新しい高架駅への入り方は階段しかない。

京成曳舟駅