普段のズボン(その2) 『ツイン・ピークス』
「世の中スイスイ(粋々)、お茶漬けサクサク…」志ん生、志ん朝の噺に出て来るフレーズ。肩の力が抜けてあんにゃもんにゃです。~長い散歩の途中~
『ツイン・ピークス』
90年代に一世を風靡した連続ドラマ『ツイン・ピークス』。
監督はデビッド・リンチ。
当時ワタシもレンタルビデオ屋で借りて夢中になって観たクチだ。
当然まだビデオテープ時代。VHSとベータが並存してたかな。

WOWOWが91年に開局して目玉として放映権を獲得。
加入者約20万人の1/3はツイン・ピークス観たさだったらしい。

ストーリーはと言うと、どんどん膨らんで収拾がつかなくなったように感じる。
視聴者の興味をつなぐにはサプライズを散りばめる必要があり、
ストーリーの整合性は二の次、三の次になり、苦しくなるとオカルトに逃げた。
最後は「てやんでえ、べらぼうめ」と意味不明のぶった切りで終わった。

それでも魅力のあるドラマだった。
アメリカの架空の田舎町ツイン・ピークスが舞台。
「コーヒーお代わりどう?」
たまり場であるダイナーに胡散臭い面々が集まっては散って行く。
“世界一美しい死体”の発見から始まって、捜査が進むうちに町の人たちの裏の顔が明らかになってゆく…。

最後まで分からなかったキャラクターは“丸太おばさん”。
丸太を赤ん坊のようにいつも抱いている。
妙な設定なのに登場人物がわざと誰も触れないようにしている。
どこかで説明的なセリフがあったのかも知れないが…。

25年経て続編シリーズが始まったそうだ。
主演のFBI捜査官クーパーに扮したカイル・マクラクランは現在58歳。
新シリーズにも前回の役者がほとんど出ているらしい。

丸太おばさんは???
ネット検索したら2015年に亡くなっていた。残念。